富士山カップ ROBOGATO 近藤コーチ

富士山カップ評価

りひと

経験を積みピッチの中で声をだすことや立ち振る舞いから存在感を発揮できるようになってきた。アウトサイドからのシュートでは集中している時はほぼ反応してシャットアウトできる。ポイントになるのは気が抜ける瞬間。抜けた瞬間に打たれたシュートは普段ならば止めれるがすんなりと入ってしまうシーンがいくつか見られた。肩の強さ、度胸、技術、愛知を引っ張っていくゴレイロになれる素質は持っている。1試合を通しての集中力をつけて欲しい。1つのキッカケになりそうなのがフットサルトップレベルの試合をもっと観に行く機会を作った方がいいかなと感じている。目標になるゴレイロを見つけることが成長に繋がる。

かずさ

フィールド、ゴレイロを両方できる存在。ゴレイロの練習もしていることによってカズサの課題のステップワークが改善されてきたのは良い傾向。最近はフィールドでの出場時間が多くドリブルで相手を2枚ほど抜いていくシーンは何度も見せてもらっている。問題はかわした後のプレーの精度。パス技術、シュート技術。ではキックの技術を上げればいいのかというと実はそこが問題ではなく視野の確保の問題。直接視野で全体を見過ぎ。間接視野が使えてないのが問題かなと。小学生年代で全体を見ることは難しい挑戦ではあるが角度的にはあと30度は広げて欲しいかなと。そこが改善されれば大きな成長をのぞめる。

まさむね

練習中に見せるタッチやパス、ドリブルは高レベルで表現してくれる。今回の大会においてはメンタル面での気後れかおとなしく感じてしまった。徐々に良くはなったが普段見せるポテンシャルと比べると足りてないのかなと。自分の中での武器を再度見つめ直すことが大切。何が長所なのか。長所を出すために何をしないといけないのか。表現力、チームに伝える意思が必要。あと課題はスタミナ、ポテンシャルが高いからこそプレーの質が落ちてしまうのがもったいないかな。

あおと

ロボガトのフィクソはあおと。6年生になり急激に成長した1人。フィールド内においてカラダが強い相手と戦う機会が必然的に多くなる。駆け引きを覚えないといけないのとずる賢さを覚えないといけない。試合中において優しさが見える。今、現状コーチから求められることが1番多いと思う。それでも跳ね返してくれるんだろうなと考えている。フィクソは攻撃のスイッチを入れることや攻撃方向を決めるシーンが多くなる。フィールドの選手の中で誰よりもパスミスを減らしてほしい。そして遠くからシュートをもっともっと狙える選手になってほしい。あとは左足の練習、何回失敗してもいいから取り組んでほしい。期待しているよ。

えいた

攻撃においてアクセントを入れれる貴重な選手。大きな物を動かすために大事なピースになっている。課題はシュート。強く打てるのは筋力がついてからでいいが、コースを狙ったりループを狙うのは現段階でもできること。良い物をもっていて良いところにいてフィニッシュのシーンが決めきれない。最後のフィニッシュのアイディアを柔軟に。その途中での考え方は面白いから続けていけばいいと思う。まだまだ面白い選手になれる素質を持っている。

そうた

ロボガトが勝ち進んでいくために貴重な戦力になっているのは間違いない選手。負けん気も強く技術的にも面白い物を多々持っている。ドリブル、パス、シュートのレベルも高い。ソウタの次の課題はワンタッチ、ツータッチのプレー。持ってからも脅威を与えられているが、コーチが実は評価しているのがワンタッチ、ツータッチで味方をいかすプレーができること。間に入りワンツーを狙えたり、間に入りワンタッチで前を向き相手に脅威を与えられる選手。この間に入るということが非常に上手い選手だと思っている。フットサルに向いている選手だと思うしどのような選手になるのかは楽しみ。

ゆうだい

練習にもひたむきに取り組みチームをまとめて引っ張る中心選手。パワーが目立っていた5年生の時期から比べると6年生からは繊細なタッチもできるようになり愛知県でもトップレベルのフットサルプレーヤーに育ってきた。頭も使えるようになってきて更なる成長に期待。課題はチーム全体が上手くいかなかった時に顔に出てしまうところ。負けたくない思いを持つのは大事なことだが勝つために何が必要なのか。まだまだいけるよ。あと1つコーチからの課題。相手を抜ききらないでシュートを打てるようになってほしい。ワンフェイクでかわしてシュート。これができるようになれば次のステージにいける。

りゅうのすけ

フットサルが大好きでいつも家でも練習をしているんだろうなと伝わる。足りないところはまだまだあるがそこに取り組んで克服していくんだろうなとコーチは思っています。ステップワークの練習をすればもっとプレーがスムーズになっていくから家でも取り組んでほしいかな。蹴るために、走るために大事なのは自分のカラダを自由に動かせるようになること。今回の大会で急成長をした1人。

チームがいつか苦しい展開の時に助けてくれる選手になってくれると思っている。

りいと

独特なリズムのタッチができる選手。1対1を仕掛ければとめれる選手は同年代では難しいかなと。ではドリブルだけなのかと言うとパスセンスも良いものがある。空間を把握できる能力が高い。現状多いのがパス。パスの狙いも悪くはないが今は1対1にもっとこだわってわがままになればいいのかなと。コーチとしては上手い選手ではなく怖い選手になって欲しい。あの選手が持つと相手チームに怖いと思わせるプレーをできるように。常に相手の急所を狙える選手に、もっともっと貪欲に!

しんば

怪我で出場はできなかったがそれでも参加したいとついて来てくれた。コツコツと繰り返し練習をして育ってくれている。上手くいかないこともあるとは思うがコーチの前ではその素振りは1つも見せない。自分自身と向き合っているのを感じることができます。試合中も怪我で出れないからベンチでずっと声を出してくれていた。こういう選手がチームの元気や勢いを出してくれると考えている。今の高校生のリョウガみたいに。継続は力なり。

 

 

今回の富士山カップ2チーム共に上位トーナメントに進出。バランス良く育ってきている結果だとコーチたちは思っています。仲間でもありライバルでもあるチームメイトに差をつけるために何が必要なのか。個々で考えなければいけない時期になってきています。ゴールデンエイジと言われる年代。スポンジのように吸収できる時代は一瞬で過ぎ去っていきます。

みんなの成長を楽しみにしています。

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