アッズーロフェスタを終えて

U-12.U-15.U-18 和歌山アッズーロフェスタが終わって、夏の一大イベントが終わりました。

もちろん、まだまだ練習もありますし、練習試合や大会もありますので、引き続き子供たちが上手く強くなるように取り組んでいきます。

合宿について少々。

色々な感情を想いのままに載せますので、文章等が雑になってしまうかもしれませんが、ご了承ください。

まず最初に保護者の皆さまへ。ロボガトコーチたちを信頼して預けていただき、ありがとうございます。U-12.U-15.U-18を通じて差し入れやサポート等もしていただき、助かりました。保護者の方の応援も子供たちにとっては嬉しい瞬間の連続です。

4日間、嬉しさや悲しさや苦しさ、達成感を感じている子供を観て、どうでしたか?

子供たちにとっては最高の4日間だったと思います。いつか手を離れる瞬間まで、たくさんの支えになっていただけたらなと思います。

特にU-15.U-18では台風が向かっている状況での難しい判断を迫られました。誰1人キャンセルが出ることがなく、預けていただいたのはコーチたちの普段からの頑張りを見ていただけているからなのかなと。

まだまだロボガトで教えたいことがありますので、引き続き応援よろしくお願いします。

合宿について。

今回の合宿に参加したメンバーは大きな成長を遂げることができました。集団行動の難しさや、普段当たり前のように親が準備してくれる衣食住が自分たちで考えて動かないといけないということ。ありがたい環境に感謝をする時間でもあります。

ロボガトでは、コーチたちが全てをやるのではなく、子供たちが考えた行動することを大切にしています。何かできていない時は声をかけアドバイスをし、気づきを与える。小学生年代では最高学年の6年生がチームのお手伝いを優先的にしてくれて、チームを引っ張ってくれていた。

U-15.U-18カテゴリーでは、高校生が中学生の面倒を見てくれて、大きな背中を見せてくれた。中学生は高校生の逞しさや優しさを感じることができたと思います。そして、その背中を見せることにより、伝統や意識が繋がれて行くのだと考えています。

ロボガトとは何か?

技術だけを教えるクラブチームではないと考えています。もちろん求められることが技術の向上は絶対条件なので、他のチームよりも成長率が素晴らしいクラブだと自負しています。でも、そこよりも大切なのは人間力。上手ければ何をしてもいいのか?

違いますよね。フットボールを通じて社会に出た時に通用する人間性を学んでいって欲しいと思っています。また、それが練習に取り組む姿勢に繋がっていきます。そして、子供たち一人一人の個性があり、特徴を掴み、その子に合わせた声のかけ方をしています。この子にはこれぐらい言っても大丈夫だな、この子はまだこれを言うことにより、メンタル面が下に落ちていってしまうなと。

注意された回数が少ない子供は逆に、まだまだメンタル面が跳ね返せない子供の可能性があります。

今回の合宿でも、寝る時間帯は自由。子供たちの自主性に任せますが、ここに何をしに来たのかを考えさせる必要性はあります。

遅くまで起きてパフォーマンスが下がる子供、23時までお菓子、アイスを食べている子供もいました。特に何も言いません。

やばい!という顔をしていましたが、別にいいません。コーチのためにフットサルをしているわけではないので。跳ね返るのは自分。ただそれだけ。それでも動けるならば、それでいい。

でもいつか壁にぶつかる瞬間や、大切な試合で悔しい想いをする時が必ず来るでしょう。その時には苦しい感情になっていると思いますが、人の痛みや苦しさを観て、自分が体験する前に気づき改善できる子供もいますので面白いところ。

体験してからではないと改善できない子供と、体験する前に人の状況を観て自分に置き換えて自分が体験した状況を作り出せる子供もいます。

後者を育てたい。

強制することは簡単だが、それでは長続きはしない。短い時間での効果はあるが、長期的に見ると強制はマイナスでしかないという。合宿を通じて気づきを学べた子供が1人でも増えることを願っています。

コーチの皆さんへ。大所帯での行動。コーチたちがいたからこそ、連れていくことができました。感謝しかありません。それぞれが個性があるコーチたち、コーチたち自身も成長をしていかなければいけない。合宿参加により成長するのは子供たちだけではないですよね。指導者として何をあの子たちに伝えれるのか。今回も代表者としてコーチたちの動きも多くを見させていただきました。立ち振舞い、言動、まだまだ勉強していかなければならない。慣れるということは絶対にないので。

ロボガトコーチたちは皆さん積極的に練習試合や大会、イベントに参加してくれる。

行きたいばかりに練習試合、大会の帯同を取り合うシーンもあったりします。

こんなクラブチームがあるのだろうか。自主的に特練を入れてくれるコーチたち、指導日ではないが時間が空いたから練習に顔を出してくれるコーチたち。ただただありがたい話しです。これからもコーチたちは常に成長を続けて高みへと一緒に進んでいきましょう。

最後に、本当に無事に終わることができて、まずは1日だけ休憩。

毎年参加してますが、行く何ヶ月前からも様々な調整をし管理をして行動しています。今回は台風もあり、行く前から神経をすり減らす連続。会場では常に何が起きているのかを考えながら動いていました。皆さんからしたら会場でフラフラしているなと思われていたかもしれませんが、会場全体をまわりどのような状況になっているのか、何かアクシデントはないのか、スタッフの動き、子供たちの動き、スケジュール管理、合宿外での連絡事項、通常の練習業務の管理。練習試合の調整、大会の調整、頭の中をフル回転させる毎日の連続。

今回もたくさんの成長をさせてもらいました。本当に楽しかったなと。人生は一度。楽しくないとね。指導者は最高の職業だ。

近藤コーチ痩せました、ありがとう。

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