U-12チャンピオンカップを終えて

U-12チャンピオンカップ全国大会に土日と出場。
全国大会優勝チームも何チームか、更に言えばバーモントカップ常連チームばかり。
予選1試合目Fリーグ下部組織のフウガドール。
相手に先制を許す苦しい展開。だが、そこは想定内。流れが悪い、相手に先制を許したとしても粘り強いディフェンスで対応。子供たちにもまずは良いディフェンスができることを伝えてあった。粘り強いディフェンスから2-2まで追いつき、試合終了間近にハルトの技ありのループシュートで3-2で勝利。
実力が均衡している相手に対して勝ち切ることができたのは力がついた証拠。
2試合目は狭いコートでの試合。スペースがある方がROBOGATOとしてはやりやすく肉弾戦の苦しい展開に。球際と個人技により失点を重ねてしまう。また、足が止まってしまったことと、集中力が持たなかったことで1-5で敗戦。4チームでのリーグ戦、得失点差での事も伝えていたので非常にもったいない展開になってしまった。
初日が終わり1勝1敗。2日目の第3戦を勝利してリーグ2位内を狙う。
2日目
いつもお世話になっている、アッズーロ和歌山との対戦。アッズーロフェスタでは今回準優勝。間違いなく強豪。
2試合目とは打って変わり子供たちの球際の強さと戦術的な徹底で相手の中心選手に仕事をさせない。
3-0まで点差を広げる事ができたが、リーグ通過を考えるならば点数が足りない。なんどもポストを叩くがセカンドボールを押し込むことができなかった。そして相手のチョンドンの角度を間違えてしまい失点。
3-1で終了。3チームが2勝1敗で並ぶ混戦ではあったが2点足りずに上位トーナメント進出ならず。

惜しまれるのが2試合目。全ての試合は繋がっているということを学べたかな。

順位決定ラウンドは初戦勝ち抜いたが、次の試合で燃え尽きました。
2日間、笑いあり涙あり。また、ここから成長していこう!!

さて、今回大会を終えて

今年度は様々なことがなくなり子供たちにとっては消化不良な1年でもある。その中でバーモントカップもなくなり、代わりの大会としてできたこの大会は本当にありがたかった。全国大会出場を目標にできるから。
今回出場した6年生は2ヶ月前の状況では全国に出れる状態ではなかったので、まずチームとしての戦い方を自然と覚えれるような練習設定を組み、繰り返しカラダに染み込ませることに。
(現在やっているサーバーの練習)
繰り返し繰り返しやる事と、その中で刺激を入れて新しい情報を入れていく。
また、理解できないのであれば、一度組み直し伝え方から変えていく。
戦術的な構築はできてきていたが、1番大事なチームとして勝つために必要なチームワーク、メンタル面が足りていなかった。
6年生はアッズーロフェスタで本来であれば最終調整として試合に臨むつもりではあったが、急遽プランを変えて一度チームを壊し再構築することに決めた。
(再構築できるかどうかはリスクは十分にあった)
しかし、この状態であれば愛知県代表は勝ち抜けないという確信はあった。
ほぼ指示を出さずにアッズーロフェスタを戦わせる。自分たちでどのようになるのかを再認識させるために。(応援に来ていた保護者の方は近藤コーチなんも言わないって思ってたかも)
長い目で見た狙いはあったんでご了承を。
案の定チームとして崩壊。予選敗退、下位トーナメント。全参加チームの中で下から2番目という成績へ。
2日目にミーティングで真剣に子供たちと話し合い伝える。何が足りないのか。合宿を通じてあの子達の中で何かが変わってきたのを感じる事ができた。
そこから1ヶ月での成長具合は目を見張るものがあった。
全国大会予選3試合目に対戦したアッズーロの中尾さんにも言われたが
「倍以上のチームになってるやん」
(結果、アッズーロフェスタ準優勝のチームにも見事勝利)
U-12チャンピオンカップに間に合うかどうかはギリギリだったが、なんとか作り直すことができた。
心技体という言葉があるように、技術、体力があっても心の部分が足りなければ強くはならない。
今いるクラブ生も長い目で見て大きく成長をさせてあげたい。
子供たちにも言ったが全国大会に行きたいと思うのはもちろん大事だが、全国の舞台に立つ事も大事。
また、違った景色を見る事ができるから。
行かなければ分からないことがたくさんある。
この大会を通じて多くの認識が変わったと思う。
愛知のレベル、全国のレベル。
コーチ自身も毎回勉強させてもらえる。
非常に充実した大会でした。
今回出場できなかった6年生のレベルも確実に上がっていると言うこと。今回はこのメンバーで戦えたが、次はどうなるかがわからないということ。
もしかしたら5年生も入ってくるかもしれないしね。
お互いに切磋琢磨していけばいい。楽しみにしています。
そして、最後にここ数ヶ月は非常に厳しい言葉もかけてきたと思います。みんなにも言ったが全国の舞台に連れて来てくれてありがとう。みんなと毎試合一緒に戦う時間は全てが楽しかったです。
これからも大きく強く育っていってください。

 

関東では今回の大会参加チーム数は260チームもあったそうです。関東のフットサルの熱量。。。

 

 

今回の優勝チームは関東。
決勝戦、白熱した試合だった。
あの舞台で戦いたいね。
今回予選を通じて4チーム参加したが日程的にも難しいところはあったがそれぞれにドラマがあった。
次は施設選手権での全国大会を目指したいね。人数が揃うのであればチーム数は複数エントリーをさせてあげたい。
基本的には選抜したメンバーのみでの参加ではなく、全てのメンバーを経験させてあげたいのがコーチ達の想いでもあります。
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