練習をしていると、子どもたちはさまざまな反応を見せます。
難しい技ができた瞬間に、
「やった!できた!」
と満足そうな笑顔を見せる子もいます。
その笑顔はとても素敵です。
努力が結果につながった瞬間なのですから、思い切り喜んでほしいと思います。
でも、そのあとに大きな違いが生まれます。
「できたから終わり。」
そう考える子もいれば、
「もう一回やってみたい!」
そう言う子もいます。
成長が早いのは、後者です。
一度成功しただけでは、本当にできるようになったとは言えません。
偶然できたのか。
それとも、自分の力として身についたのか。
その違いは、繰り返してみることで初めて分かります。
だから、上達する子ほど成功したあとに何度も挑戦します。
「もう一回。」
「次もできるかな。」
「もっと速くできるかな。」
成功した瞬間をゴールではなく、スタートだと考えているのです。
これはフットサルだけではありません。
テストで良い点を取った。
仕事で成果が出た。
目標を達成できた。
そんなときに満足して止まる人と、「次はもっと良くしたい」と考える人では、数年後に大きな差が生まれます。
本当の成長は、一回の成功では決まりません。
「できた!」のあとに、もう一歩踏み出せるかどうかです。
子どもたちには、成功を喜べる人であってほしい。
そして、それ以上に、
「もう一回挑戦したい。」
そう思える人になってほしいと願っています。
その気持ちがある限り、成長は止まりません。
上手になる子は、才能が特別な子ではありません。
「できた」で満足せず、「もっとできるようになりたい」と挑戦を続ける子です。
その積み重ねが、未来の大きな自信につながっていくのだと思います。