「素直な子は伸びる。」
スポーツの世界では、よく聞く言葉です。
でも、それは「言われたことを何でも聞く子」という意味ではありません。
本当に素直な子は、まず一度やってみます。
「自分には無理。」
そう決めつける前に、挑戦してみます。
できるか、できないか。
好きか、嫌いか。
その判断を、自分で経験してからするのです。
反対に、伸び悩む子は、やる前から答えを出してしまうことがあります。
「難しそう。」
「できないと思う。」
「自分には向いていない。」
挑戦する前に可能性を閉ざしてしまうと、成長する機会も少なくなってしまいます。
もちろん、すべてがうまくいくわけではありません。
やってみても失敗することはあります。
思うようにできない日もあります。
それでも、一歩踏み出した経験は必ず次につながります。
素直さとは、人の言葉を信じることではありません。
自分の可能性を信じて、一歩踏み出せることです。
子どもたちは、毎日の練習でたくさんの壁に出会います。
できないこと。
苦手なこと。
初めて挑戦すること。
そのたびに、「まずやってみよう」と思える子は、少しずつ世界を広げていきます。
大きく成長する選手は、最初から才能に恵まれていたわけではありません。
挑戦することをやめなかった選手です。
子どもたちには、「できる子」ではなく、「まずやってみる子」に育ってほしいと思います。
新しい可能性を切り開く力になるはずです。