「この子は才能がありますね。」
そんな言葉をいただくことがあります。
もちろん、持って生まれた能力の違いはあります。
足が速い子もいます。
体が大きい子もいます。
ボールタッチが器用な子もいます。
でも、長く子どもたちを見ていると、最後まで伸び続ける選手にはある共通点があります。
それは、良い習慣を続けられることです。
練習が始まる前に準備をする。
話を聞くときは相手を見る。
道具を大切に扱う。
練習が終わったら、その日の課題を振り返る。
どれも特別なことではありません。
誰にでもできることです。
しかし、その「誰にでもできること」を、誰にでもできないくらい続けられる子は、少しずつ周りとの差を広げていきます。
才能は、すぐに結果として見えることがあります。
一方で、習慣はすぐには結果が出ません。
だからこそ、続けることが難しいのです。
それでも、半年後、一年後、数年後には、大きな差となって表れます。
これはフットサルだけではありません。
勉強も仕事も、人との関わりも同じです。
毎日の小さな積み重ねが、その人の未来をつくっていきます。
一日だけ頑張ることは難しくありません。
本当に難しいのは、それを続けることです。
だからこそ、子どもたちには「すごい選手」を目指す前に、「良い習慣を持つ人」を目指してほしいと思います。
習慣は、誰からも奪われません。
積み重ねた努力は、自分自身の財産になります。
才能に恵まれるかどうかは選べません。
でも、どんな習慣を身につけるかは、自分で選ぶことができます。
その選択の積み重ねが、未来の自分をつくっていくのです。