「才能よりも、習慣は裏切らない。」 No.29

「この子は才能がありますね。」

そんな言葉をいただくことがあります。

もちろん、持って生まれた能力の違いはあります。

足が速い子もいます。

体が大きい子もいます。

ボールタッチが器用な子もいます。

でも、長く子どもたちを見ていると、最後まで伸び続ける選手にはある共通点があります。

それは、良い習慣を続けられることです。

練習が始まる前に準備をする。

話を聞くときは相手を見る。

道具を大切に扱う。

練習が終わったら、その日の課題を振り返る。

どれも特別なことではありません。

誰にでもできることです。

しかし、その「誰にでもできること」を、誰にでもできないくらい続けられる子は、少しずつ周りとの差を広げていきます。

才能は、すぐに結果として見えることがあります。

一方で、習慣はすぐには結果が出ません。

だからこそ、続けることが難しいのです。

それでも、半年後、一年後、数年後には、大きな差となって表れます。

これはフットサルだけではありません。

勉強も仕事も、人との関わりも同じです。

毎日の小さな積み重ねが、その人の未来をつくっていきます。

一日だけ頑張ることは難しくありません。

本当に難しいのは、それを続けることです。

だからこそ、子どもたちには「すごい選手」を目指す前に、「良い習慣を持つ人」を目指してほしいと思います。

習慣は、誰からも奪われません。

積み重ねた努力は、自分自身の財産になります。

才能に恵まれるかどうかは選べません。

でも、どんな習慣を身につけるかは、自分で選ぶことができます。

その選択の積み重ねが、未来の自分をつくっていくのです。

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