第3回 人生の偏差値

【才能はどこで開くのか ― 環境】

「この子は才能がある」

「この子は向いていないかもしれない」

そんな言葉を、私たちは無意識に使ってしまいます。

けれど本当にそれは、才能の有無の問題なのでしょうか。

多くの場合、その子の可能性を決めているのは

能力そのものではなく「環境」です。

同じ子でも、環境が変われば別人になり人は、置かれる場所によって驚くほど変わります。

・否定され続ける環境

・常に比較される環境

・失敗を許されない環境

こうした場所では、本来あるはずの力も表に出にくくなります。

一方で、

・挑戦してもいい

・失敗しても大丈夫

・自分のペースで成長していい

そう思える環境では、同じ子が見違えるように変わることがあります。

才能とは「最初から完成されたもの」ではなく、環境によって開いていくものなのだと思います。

厳しすぎても、甘すぎても人は育たないよくある極端な例があります。

・厳しすぎて、挑戦する前に心が折れる環境

・甘すぎて、何も求められない環境

どちらも、成長にはつながりにくい。

大切なのは、

「安心して挑戦できるけれど、成長は求められる環境」。

失敗は許される。

でも、適当は許されない。

このバランスがある場所で、人は初めて力を伸ばします。

比較されない場所で、人は自分と向き合える常に順位や評価で見られていると、

人は「他人との比較」でしか自分を見られなくなります。

そうなると、

・勝てそうなことしかしない

・失敗しそうな挑戦を避ける

・本音を出せなくなる

結果として、成長は止まります。

比較がゼロである必要はありません。

ただ、

比較が主役になる環境は、子どもの可能性を狭めてしまいます。

大切なのは、

「昨日の自分と比べてどうか」

という視点です。

ROBOGATOが「競争」より「成長」を優先する理由

ROBOGATOには、すぐ結果が出る子もいれば、時間がかかる子もいます。

私たちは、「早く伸びる子」だけを評価したいわけではありません。

・挑戦し続ける子

・失敗から学ぼうとする子

・仲間を大切にできる子

こうした姿勢こそ、長い人生では大きな武器になると考えています。

だからこそ、目先の勝ち負けだけで人を判断しない。

成長できる環境を用意すること。

それが、私たちの役割です。

才能は「見つけるもの」ではなく「育つもの」

才能は、誰かに見つけてもらうものではありません。

自分で

「できるかもしれない」

「やってみたい」

と思えたとき、少しずつ育っていくものです。

その芽が出るかどうかは、大人が用意する環境次第。

どんな学校に行くか、

どんな成績を取るかよりも、

どんな場所で、どんな関わりの中で育つのか。

ここを大切にしたいと思っています。

コーチたち自身も、子供と共に成長し続けられる環境をつくること。それも、大切な役割だと考え、取り組んできました。

ONとOFFのメリハリ。遊ぶときは思いきり遊び、休むときはしっかりと休む。フットボールを通して、学び、成長し続けていける環境でありたいと思っています。

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